モデルナ社の新型コロナワクチンについて
皆さん、自治体から接種券(クーポン券)が到着し、ワクチン接種の予約を入れられた方も多いのではないでしょうか。
2021年8月5日現在で、首相官邸が発表したワクチンの接種率
1回目終了が45%
2回目終了が32%
1か月前に比べ15%ほど接種率が上がっていることがわかります。
65歳以上の方々の接種率がそれぞれ87%、79%ですから、それ以下の世代ではまだまだ接種率が鈍い印象です。
▲首相官邸HPより
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html
1,500名分の職域接種を担当した私が、提出する書類、接種券の取り扱い、接種後の副反応とその予防について気になった点を紹介していこうと思います。
やはり頼りになる情報源は厚生労働省のホームページです。
接種会場のこと、ワクチンの効果、接種を受けるにあたって気を付けることなどが分かりやすく書かれていますので、
参考となる2つのページもご紹介します。
・コロナワクチンナビ
・新型コロナワクチンQ&A
前回書かせていただいた『手配編と1回目の副反応について』多くの方にお読みいただきたいので、参考までにご紹介しますね。
読んでみる→コチラ
当日、摂取会場に持っていくもの
基本的に1回目と変わりありません。
・身分証明書
運転免許証、パスポート、住基カードがあればベスト。保険証や外国人登録証でもOK
・自治体から送られてきた接種券(クーポン券)
職域接種の場合、後で確実に回収すれば良いので、持っていなくても接種は可能
・予診票
基本的な個人情報と健康状態などを表す書類で、接種前の医師との問診の時に必要です。
★ポイント
職域接種の場合、自治体発行の予診票も使えます。
予診票の形状も自治体によって微妙に異なります。薄いピンク地のものや3枚複写のタイプも。
私の住む世田谷区では3枚複写でした。
ただ、この3枚複写は2枚の控えをご本人にはがして渡す必要があり、時間との闘いである職域接種では少し煩わしさを感じました。
また、殆どの自治体で予診票を1枚しか同封されていないので、職場で指定された予診票を準備する必要があります。
接種券についている接種記録済証について
これを理解するのに時間がかかりました。。
基本的に自治体から送付される接種券の右側を『接種記録済証』と呼ばれています接種後にここのところへワクチンのロットNo.シールが貼られます。
1回目と2回目が終わって初めて接種記録済証が完成する ということになります。
1回目の接種時(7月上中旬)接種券が届いていない人も多かったのです。
つまり接種券を持参できないとワクチンロットシールを貼る場所がない、ことになってしまいます。
その代替としての用紙、これが「接種記録証」となり、会場に持参することになります。
これもワクチンロットシールが貼られれば接種記録済証になります。
別紙の接種記録証を使った方はこの用紙を接種済証として保管することになります。
住民票に変更があった場合
接種券が到着した後に住所が変更した場合、基本的には住民票のある自治体での管理になることから、自治体をまたぐ転居が発生した場合には接種券の再発行を受ける必要があります。
再発行については、各自治体へ問い合わせましょう。
詳しくは⇒コチラ
2回目接種後の副反応
1回目の副反応はいかに?
ワクチンの効果もさることながら、副反応の辛さが徐々に明らかになってきていて、不安な方も多いと思います。
1回目の副反応については、前述のとおりです。⇒コチラ
▼1回目の副反応
辛さの度合いをヒアリングしましたところ、全体の副反応を100とすると
・腕の痛み 70%
・だるさ・微熱 30%
が目立ちます。
まれにわきの下の痛み、しびれ などを訴える人もいました。
2回目の副反応は強さが増している?印象
問題は2回目接種後です。
同事務所で2回目を接種した人間は5名です。
その内、辛さの度合いをヒアリングし、全体の副反応を100で表しますと、
・38度以上の高熱 80%
・だるさ、関節痛、腕の痛み 20%
・辛さの度合いでは ファイザー < モデルナ
あくまでも個人の感想です。
私自身は来週に控えており、また来週リポートしたいと思います。
副反応を極力防ぐ方法
医師ではありませんから、医療面での根拠はございません。
予防対策を取った20代男性
1回目に副反応が起きていなかった40代半ばの男性も、2回目接種後に副反応が現れていました。
前回辛い副反応を経験した20代男性。
2回目の副反応をいかに軽減させるか、情報を集め、身体を張って検証した職員がいました。
検証者:20代半ばの男性
・接種3~4日前からスポーツドリンクを1㍑飲む
・規則正しい生活を送る。
・ご飯をしっかり食べる
・接種日の夕食後と翌朝にカロナールを服用する
特に対策を取らなかった40代男女
この男性の事を「ポカリ飲むくらいじゃダメでしょう~糖分摂りすぎになるよ~」などと馬鹿にしていたものでした。
同日に接種した3名のうち、何も対策をしなかった2名は当日の深夜頃から38度以上の高熱が出て、
翌朝カロナールを服用しても解熱はしませんでした。
対策を講じた20代男性は、翌日午前中まで熱は出ず、午後になって37度後半の発熱がありましたが、カロナールで早いうちに解熱したそうです。
2回目:副反応から快方への道のり
1回目は2~3日副反応の症状に悩まされました。
私自身も熱とだるさが丸2日抜けませんでした。
腕の痛み3日程続きました。
2回目は、というと…
24~30時間ほどで緩解したそうです。
つまり、熱しやすく冷めやすいタイプではなかろうかと思います。
世間ではコロナ感染者が爆発中。PCR検査の有効活用を
ここへ来てようやく周囲に罹患者を聞くようになってきました。
今日初めて5,000人を超えてしまい、楽しめるはずの夏休みも今年は静かにしていなければなりません。
流石に2年も帰省できないのは親も年だし、せめて帰省する2週間前から健康観察をして、PCR検査を受けて移動する方も多いのではないでしょうか。
PCR検査は一つの安心材料になりますから、大事なイベント前には活用できると良いですね。
クリニックでは予約が必要ですから、薬局で購入できる検査キットで確認される方が増えているそうです。
ただし、医療機関で行うPCR検査は鼻の粘液を採取して検査し、その精度も認めるところです。
検査キットはあくまで簡易検査ですから、これで陽性が出た場合には、きちんと医療機関で判断してもらうことが重要です。
この検証を参考に、私も今日からポカリ&アクエリを飲もうと思っています。
また来週の結果をお楽しみに~