*バルトリン腺
女性の膣口に対し5時7時方向の左右対称にあるえんどう豆大の器官のこと
*バルトリン腺液
いわゆる性交渉時や性的興奮時に粘液(バルトリン腺液)を分泌し、膣分泌液と混ざり、性交時の潤滑さを促進役割を果たす
*バルトリン腺嚢胞
バルトリン腺のこの開口部になんらかの菌が入り込み、管を詰まらせてしまうことがあります。
出し口をふさがれた液体は行き場を失い、外陰部がはれてしまう状態のこと。
*バルトリン腺膿腫
分泌液の通り道に感染がおこり、炎症を起こした状態で、進行して膿がたまった状態のこと
バルトリン腺、バルトリン腺嚢胞・膿腫とは?
できる場所がデリケートゾーンなだけに、女性同士でもあまり悩みを打ち明けられずにいる人も多いのではないでしょうか。
でも意外と悩まれている方が多いらしいのです。
バルトリン腺とは女性の膣口に対し5時7時方向の左右対称にあるえんどう豆大の器官です。
よおく目を凝らしてみると、管の入り口となる穴が左右対称に存在しているそうです。
まあ、見たことはありませんが…
いわゆる性交渉時や性的興奮時に粘液(バルトリン腺液)を分泌し、膣分泌液と混ざり、性交時の潤滑さを促進役割を果たします。
この液体はてっきり膣からしか出ないものだと思っていたのですが、正しくはこういう仕組みだったのですね。
この開口部になんらかの菌が入り込み、管を詰まらせてしまうことがあります。
出し口をふさがれた液体は行き場を失い、外陰部がはれてしまう状態をバルトリン腺嚢胞と言います。
バルトリン腺炎は分泌液の通り道に感染がおこり、炎症を起こした状態で、進行して膿がたまった状態をバルトリン腺膿腫と言います。
ぷりこは最終形態「バルトリン腺膿腫」まで発症してしまいました…
バルトリン腺嚢胞の存在を知ったのは4~5年前、婦人科検診の時です。
検査台では恥ずかしげもなくおっびろげになってしまう、あの怖い診察台上でですよ。
「バルトリン腺嚢胞ですね!」と見ただけで判断されて、こいつのせいで健診結果は毎年C判定でした。
「経過観察で大丈夫」と言われたので、その当時は深く調べたりもしなかったですね。
何せ痛くもかゆくもないのですから。
2年位前からちょっとした違和感が出始めました。
それは「自転車に乗っている時にサドルに確実に当たって邪魔になる」ものでした。
それでも痛みなどの自覚症状は皆無と言ってよい状態です。
昨年の健康診断のとき。
いつもの女医さんに
「腫れ(バルトリン腺膿腫)が出てきましたね。下の婦人科へ行って抜いてもらった方がよいですよ!」と言われ、初めて危機感を覚えたのでした。
何度も病院へ足を運ぶのも面倒でしたから、健診終わりに婦人科へ直行。
「抜く?どうやって??そんなに簡単に取れるものとは思えないんだけど…」
注射は好んで受けませんし、血液検査や点滴は致し方ないものではあるけれど、抜くってきっと陰部に針を刺すってことですよね💦💦
めっちゃ怖いんですけど…
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
「ぷりこさん、診察室へお入りください」
Oh、Nooooooooooooooooo!!!
男性医でした。
この日2回目のおっぴろげに恥ずかしい限りです。
「確かに抜いたほうが良いのですが、今は感染症の方が怖いので、痛みが出たり腫れてしまってからの方で大丈夫でしょう」
コロナ禍真っただ中、確かに感染症は怖いわなぁ。ただ恥ずかしい思いをしに行ったようなものでした。
でも、確かに最近オマタがジンワリ、違和感が強くなってきたような気がするんです。
これ以上に痛くなったりするのかと思ったら、恐ろしさにこのタイミングからバルトリン腺について調べ始めました。
(2/4へつづく…)
バルトリン腺嚢胞の緩和には漢方を試してみる!
こだいら漢方堂
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